こんにちは、木村久美です。私は昔、変額保険に加入していたことがあります。
加入のきっかけは、マネーセミナーです。
お金のことをちゃんと学び、貯蓄を増やしたいと思っていた時に、セミナーを知り、申し込みました。
お金の基本や投資の必要性について、分かりやすい内容だったと思います。
それから個別コンサルを申込み、事務所へ足を運びました。
そこで提案されたのが、変額保険だったのです。
「お金を増やしながら、万一の時にご主人にお金を残してあげることもできますよ」と。
我が家は、主人と2人暮らしです。
「主人は会社員としてある程度稼いでいるし、今の家族構成なら死亡保障はいらない。」
と言ったものの、結局は加入しました。(苦笑)
というのが、当時、投資信託のことをよく知らなかったんですよ。
なので、
「これが一番増えてくれるんだな。」
と、変額保険を選んだというわけです。
それから数年後。
私は変額保険を解約しました。
投資信託のほうが増えることに気づいたからです。
どのくらい増えてくれるのか?
それは、変額保険のパンフレットの解約返戻金を見たらわかりますよ。
http://www.sonylife.co.jp/examine/lineup/list/pdf/OA10.pdf
運用実績を見ると、0%、3.5%、7.0%とあります。
私がコンサルを受けた時は、7.0%のシミュレーションでしたので、7.0%でお話しますね。
20年後を見てみてください。
支払う保険料は658万円です。
それにたいして、受取れる金額はいくらでしょうか?
695万円です。
たしかにお金は増えてますよね。
しかし、ここで大切なのは、本当に7.0%で増えてくれているのか?ということです。
パンフレットの事例では、毎月の保険料は、2万7440円です。
2万7440円積立して、20年後にはいくらになるのか計算してみます。
http://guide.fund-no-umi.com/tools/comp.html
すると驚きの数字がでてきました。
なんと、1400万円です。
変額保険で受取れるのはいくらでしたか?
695万円でしたよね。
その差額は、700万円以上にもなります。
いったい700万円はどこにいったのでしょうか?
死亡保障などの経費として、保険会社が持っていったわけです。
同じ運用利率でも、変額保険と投資信託では、受取れるお金がずいぶん違うということが分かりますよね。
そのため、私は変額保険は解約しました。
実は、私と同じようなケースで事務所にご相談に来られる方はいらっしゃいます。
これでいいのかな?という不安や疑問から、どう動いていけばよいのかが分からない、という方は少なくありません。
そのような方々へ、解決のアドバイスができるよう、鬼塚のもとで経験を積んでまいりました。
そしてようやく、私もコンサルを始めることができるようになりました。
不安や疑問を解消し、最適な貯蓄が始められるよう、お手伝いさせていただきます。