こんばんは、木村久美です。家計の収支を把握するために、家計簿をつけている方は結構いらっしゃると思います。
以前、当事務所にお越しいただいたある公務員の方も、そうでした。
10年間、毎日欠かさず家計簿をつけていたそうです。
そこでどのぐらいお金が貯まったのか尋ねると、、
貯蓄ゼロだったのです。
毎日欠かさず家計簿をつけていたのに、お金が貯まらない。
結局、「家計簿を毎日つけること」が目標になっていたのかもしれません。
そのため、貯蓄のしかたを見直すことにしました。
おこなったのは、次の3ステップです。
まず1つめ、お金を貯めるための目標をしっかり立てるということ。
目標があいまいになっていると、「あると使う」習慣が身についてしまいがちです。^^;
いつまでに、いくら必要なのか?
そこから逆算して、どう備えていけばよいのかを知ることが大切です。
次に、目標にあわせた適切な金融商品を選ぶということ。
銀行預金と投資信託を併用することで、目標にあった貯め方が効率良くできるようになります。
銀行預金は元本保証で安全性が高い一方で、超低金利なのでほとんど増えてくれません。
そこで投資信託を取り入れます。
投資信託は10年以上先に使うお金を貯めるのに有効といわれています。
教育資金や老後資金などのまとまったお金は、投資信託を使うことで効率的に貯めることが可能になります。
そして3つめは、自動積立にするということです。
自動積立にしておけば、強制的に貯めることができます。
すると、気づけば貯まっていた、となってくれるわけです。
3つのステップを実践することで、貯蓄ゼロだった公務員の方も、今はしっかり貯めていらっしゃいます。
あなたも家計簿をつけずにラク~に貯めることができるようになりますよ。^^