こんにちは。木村 久美です。
老後にもらえる年金がどれくらいになるのか、不安な方も少なくないのではないでしょうか。
銀行などの預貯金ではほとんどお金が増えてくれません。
そのため、ご自身で運用を始める方が増えてきているようです。
老後資金準備として、個人年金保険や純金積立の投資を考えています。
富裕層でない一般的な収入の方って、どのような方法で資産形成しているのでしょうか?
老後の資産形成の方法は、様々のようです。
検討されているような貯蓄型保険や財形年金貯蓄、定期保険などです。
ただ正直、商品の特性をきちんと理解できないまま利用している方もいらっしゃる、という印象を持っています。
個人年金保険は、定期預金よりも、利率が高いですよね。
しかし、その利率は、老後までの何年もの間固定されてしまうことになります。
お金を増やしていきたいのに、私はもったいないな、と思ってしまいます。
また、急な出費などでお金が必要になり短期解約をした時には、元本割れしてしまいます。
さらに、保険会社破たんのリスクもあります。
破たんした場合、戻ってくるお金がずいぶんと減る可能性もあります。
金の運用は、現物化できることもあり、人気がありますよね。
しかし、実際は、価格の変動がとても激しい運用になります。
また、金自体に、利息はついてくれません。
“資産の保有”にはなりますが、”資産形成”には向いていないと思われます。
お金を効率良く増やしていくためには、利息が利息を生んでくれる複利を活用するのがポイントです。
もし、確定拠出年金が使えるのであれば、掛金が全額所得控除になりますし、一番効率良く貯めていけるのではないでしょうか。
あるいは、投資信託で、株式と債券に分散投資をする方法もあります。
上手に運用できると、貯蓄型保険以上に増えてくれますよ。
確定拠出年金は60歳まで引き出せませんので、いつでも引き出せる投資信託と併用されるのも利用しやすいと思います。