こんにちは。木村 久美です。
40代の独身女性より、老後資金の準備についてご質問です。
老後に備え、年に120万ほど貯蓄しております。
それとは別に、個人年金をかけており、60歳で700万ほど入る予定です。
退職金は無いものと考えています。
この他に、確定拠出型年金も考えています。
60歳までは引き出せないそうですが、普通に貯蓄するよりもいいらしいですし…。
あるサイトでは、老後に億が必要、と書かれていました。
それには絶対手が届きませんが…こんな感じで、老後は大丈夫でしょうか…?
こつこつと貯蓄されていらっしゃるようですね。^^
今、毎月の生活費がどれくらいなのかによって、老後にどれくらい必要なのかは変わってきます。
まず、60歳から、女性の平均余命88歳の28年間、で考えてみましょう。
例えば、毎月の生活費が20万円だと、28年間で、6720万円です。
仮に、年金支給額を月14万円とした場合、65~88歳までの23年で、3864万円受け取れます。
そうなると、差額の2856万円が不足する、ということになります。
今の生活費をもとに、どれくらい必要なのかが見えてきますよね。^^
また、確定拠出型年金は、掛金が全額、所得控除になりますし、個人年金保険の保険料控除よりも、控除額が大きくなります。
ただ、おっしゃるように、60歳までは引き出せませんので、確定拠出型年金に併せて、投資信託で積立をする方法もあります。
投資信託であれば、いつでも引き出すこともできますし、運用しやすいのではないでしょうか。