終身保険は老後の備えになる?

こんにちは。木村 久美です。

40歳の男性より、老後資金についてご質問です。

手持ちの定期預金が650万円あります。

このお金は、老後まで使うことはありません。

最近、定期預金より有利な金融商品で、「終身保険」というものを知りました。

65歳くらいまで運用したいと思っています。

一括で払い込むことも可能です。

しかし、「保険」というものについて、正直よく分かっていません。

現在、生命保険は、掛け捨ての県民共済に入っております。

老後資金の貯蓄も兼ねて、終身保険(医療特約付)に変えたほうがいいですか?

終身保険は、銀行などに預けておくよりも、返戻率が高いですよね。

その返戻率は、高くて110%台のところもあるようです。

お手元の650万円を110%で運用すると、65歳で715万円になります。

しかし、今国は景気を上げようと、物価を上げる策をいろいろと進めていますよね。

その物価上昇率は、2%が目標とされています。

もし、650万円がこの2%に合わせて増えた場合、25年後に1066万円となります。

しかし、110%の返戻率では、715万円にしかなりません。

この差をみると、110%の返戻率では、物価上昇に追いつけないことがお分かりいただけると思います。

また、終身保険を解約すると、医療保障も同時になくなってしまいます。

そのため、貯蓄と保障を分けて考えてみてはいかがでしょうか

県民共済は65歳から保障が減っていきますので、こちらを見直されたほうがよいかもしれませんね。

では、保険に代わる貯蓄方法として、他にどのようなものがあるでしょうか。

それは、投資信託を利用する、というものです。

投資信託を上手に利用できれば、6%ほどのリターンが期待できます。

この場合、65歳の時に2800万円ほどになってくれますよ。

ただし、投資信託にはリスクがあります。

そのため、終身保険と併用されてみてもよいのではないでしょうか。

終身保険、投資信託、それぞれの仕組みが分かると、効率的に備えることができるようになりますよ。^^