こんばんは、木村久美です。35歳女性の方から、このようなご質問をいただきました。
独身ひとり暮らしのOLです。
老後の年金がちゃんともらえるかどうかも不安な時代なので、ちゃんと貯蓄を始めようと思っています。
しかし、金融に疎いので、銀行でよく分からないまま商品を買うのだけは避けたいです。
そう思うと、なかなか行動に移せません(T_T)
将来のためにどんな貯蓄をしたらいいのでしょうか?

いま、少子高齢化が、どんどん進んでいます。
多くの高齢者の方を、少ない現役世代で、支えなければならないということです。
そうなると、将来の年金は、今の年金の水準をたもつことが難しくなるといわれています。
将来もらえる年金が、2割ほど減る可能性があるとも、言われているのです。
ある程度の生活費を、自分で備えておかないと、老後貧乏まっしぐら、、ということも考えられるわけです。
そんな窮屈な生活は、送りたくないですよね。
「趣味や旅行を楽しみながら、ゆとりある老後を送りたい。」
誰しも、そう願うのではないでしょうか。^^
ご安心ください。
今を楽しみながら、老後の生活費を備える、とっておきの方法があります。
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)、というものです。
老後の生活費を、自助努力でつくってもらう分、税金をおトクにしますよ、という国の制度です。
では、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)をはじめると、税金がいくらおトクになり、どれくらい増えてくれるのか、シミュレーションしてみましょう。
仮に、月2万円を拠出(積立)するとしますね。
すると、最低でも、税金が3万6千円おトクになります。
所得税は、年末調整で、1万2千円もどってきます。
住民税は、翌年の6月以降に、2万4千円安くなります。
なので、6月以降の給与明細をご覧いただくと、住民税が安くなっていることが分かりますよ。
住民税が安くなるということは、それだけ、お給与の手取りが増えるということです。
手取りが増えた分で、美味しいものを食べたり、お買い物をしたり、できるわけです。^^
それから、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、長期で続けることで、6%ほどのリターンが得られると、金融の世界では言われています。
すると、60歳のときに、1359万円ほどに増えてくれます。
もし銀行預金でふつうに貯めていたら、600万円にしかなりません。
それに、税金も、こんなにおトクになってくれませんよね。
しかし、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)であれば、今を楽しみながら、将来のお金も、効率良く貯めることができるようになるのです。
これはやらない手はないですね。^^
今は個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)のことが、サッパリ分からなくても大丈夫です。