こんにちは、木村久美です。老後を意識し、独身女性の方からご相談を受ける機会が増えています。
財形貯蓄や定期預金で貯めているけど、将来を考え「増やし」ていかなければならないのでは、と。
お金を効率よく増やすうえでカギとなるのは、「税金」です。
通常、お金が増えると、その増えた分から税金が引かれます。
いったいどのくらい引かれていると思いますか?
なんと20%も引かれてしまいます。
仮に、資産運用で100万円の利益が出たとしましょう。
すると、20万円も税金で持っていかれてしまうということです。
20万円あったら、何に使いますか?
ハワイ旅行にでも行けそうな金額ですよね。
つまり、お金が増えれば増えるほど、税金がのしかかってくるわけです。
そこで登場するのが、NISAとイデコです。
NISAとイデコを使えば、お金がいくら増えても税金はゼロ円です。
それ以外の特徴は、若干異なります。
NISAは運用期間中、いつでもペナルティなしで引き出すことができます。
それにたいして、イデコは引出制限があります。
イデコは、正式には、個人型確定拠出年金といいます。
年金制度として作られているので、原則60歳まで引き出すことができません。
しかし見方を変えれば、老後資金を強制的に貯めることができる、と考えることができます。^^
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)は、ほかにも税金がおトクになる制度があります。
掛け金が全額所得控除されます。
仮に、月2万円積み立てると、年末調整で、最低でも1万2千円の所得税が戻ってきます。
さらに、翌年6月以降の住民税が2万4千円安くなります。
その分、給与の手取りが多くなっているということです。
年間で3万6千円、10年続けると36万円もの税金が安くなるわけです。
とってもおトクですよね。^^
積立をしながら所得控除できるのは、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ならではの特徴です。
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とNISAを併用すれば、お互いのメリットを享受できる、ということになります。^^
「今まで個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)もNISAもやったことがないわ、、。」
という方もご安心くださいね。
こちらに書いてあることをそのまま実践するだけなのでとてもカンタンですよ。