こんにちは、木村久美です。最近、つみたてNISAを紹介する広告や情報誌が増えてきました。
初心者でも始めやすい
少額からコツコツ積立で資産形成ができる
いくらお金が増えても税金が1円もかからない
とこれから投資を始めてみたい方向けの、とってもおトクな制度です。^^
つみたてNISAは、20年間非課税で投資ができます。
もし、あなたが今30歳だったら50歳まで。
40歳だったら60歳まで非課税で運用が続けられるということです。
年齢でイメージしてみると、かなり長い年数運用できるな、と改めて感じますよね。
そんなおトクなつみたてNISAですが、ある注意点があります。
株で運用する投資信託はあるのですが、債券で運用する投資信託がありません。
「じゃあ株だけに投資したらいいんじゃない?」
と思われるかもしれません。
しかし、株式だけに投資をした場合に、どんなことが想定されるのかをきちんと理解しておく必要があります。
株は高い収益が得られる一方で、相場によっては、大きな損失となる可能性があります。
たとえば、ちょうど10年前に、リーマンショックという世界的に株価が大暴落した時期がありました。
そのときに株だけに投資をしていた人は、どうなったと思いますか?
なんと、資産が半分ほどに減ってしまいました。
このようなリスクに耐えられるのであれば、株だけに投資をするのはアリです。
しかし、「投資未経験なのにそんなリスクに耐えられそうもないわ。」ということであれば、あらかじめ対処しておきましょう。^^
ここで登場するのが債券です。
債券というのは、一般的に、株と逆の値動きをすると言われています。
株の損失を和らげる効果が働いてくれるわけです。
つまり、リスクを抑えながら運用を続けるためには、株と債券の分散投資が基本のキ!ということになります。^^
しかし、つみたてNISAには、株で運用する投資信託しかないということでしたよね。
では債券を組み入れるためにはどうしたらいいのか?
特定口座で買えばオーケーです。
特定口座というのは、普通の口座のことだと思って下さい。
話をまとめると、つみたてNISAで株、特定口座で債券を買えばよい、ということになります。^^
分散投資については5日後に届くメールでさらに具体的に解説していますよ。