こんにちは、木村久美です。住宅ローンを申し込む時に、NISA口座をつくりませんか?といわれることがあります。
「住宅ローン金利が、0.03%低くなりますよ~。」
といった感じです。
少しでも金利が下がってくれたら、嬉しいのではないでしょうか。
それに、大きなローンを組むわけですし、将来に向けて、貯蓄を増やしていきたいところですよね。
そんな時に舞い込んでくるNISAの話に、聞きいってしまうかもしれません。
この場合、どれだけ返済額が下がるのでしょうか?
仮に、3000万円を35年借り入れたとしましょう。
金利1.1%のローンを組んだ場合、約18万返済が安くなることになります。
年間にすると、5000円ほど安くなる計算です。
ここで、NISAを申込む前に、チェックしておきたいポイントがあります。
たとえば、商品を買う時にかかる、購入時手数料、というものです。
ある銀行で、NISAのおすすめ商品をみてみました。
すると、購入時手数料は、3.24%と書いてあります。
100万円預けると、最初に、3万2400円引かれるということです。
住宅ローンの返済って、年間で5000円安くなるんでしたよね?
でも、これだと、6年分のメリットがなくなっちゃいますよね(笑)
実は、この購入時手数料は、ネット証券を使うと、ゼロ円だったりするんです。
同じ商品でも、どの金融機関を利用するかで、全然違ってくるわけなんですね。
住宅ローンを返済しながら、NISAで貯蓄を効率良く増やすなら、この方法が近道ですよ。^^