こんにちは、木村久美です。預貯金ではなかなかお金が増えてくれない今、資産運用に興味をもつ方が増えています。
その中で、初心者でもはじめやすい方法として、投資信託があります。
本屋に行くと、投資信託の活用本も、たくさん出ています。
今回、ある本を読んで投資信託をスタートしました、という方から、このようなご質問がありました。
最近、公務員から民間企業に転職しました。
公務員の時は年収700万円近くあったこともあり、周りからは猛反対されたんですけど、自分の力を試したかったからなんです。
今、子供が4人います。
この子どもたちに少しでも不自由をさせたくなく、投資信託で増やしたいなと興味を持ち始めました。
そこである本に出会い、ネット証券を使い投資を始めました。
日本株(日経平均株価連動型)のインデックスファンド
外国株(外国株式連動型)のインデックスファンド
に、退職金から100万円ずつ投資をしています。
本当にこの投資でよいのか不安があるんですが、どう思いますか?
お子さんのために資産を作っていきたい、という想いで、運用を始められたのですね。
預貯金ではほとんど増えてくれませんし、投資信託でじょうずに増やしていきたいですよね。
インデックスファンドは、信託報酬などのコストを抑えて運用することができます。
コストを抑えた分、効率的に資産を増やしていくことができるので、よい選択だと思います。^^
また、株式連動型の運用は、株価が上がれば、それだけ資産も増えてくれますね。
ただ、株式の運用は、このようなことも考えておかねばなりません。
それは、株価が下がった時のことです。
たとえば、リーマンショックという、株価が大暴落した時がありました。
その時に、株だけで投資をしていた人はいったいどうなったのか?
なんと、資産が半分ほどに減ってしまった人がいます。
もし、2000万円入れていたら、あっという間に、1000万円に減ったわけです。
1000万円も減って、あなたは平気でいられますか?
それで耐えられるのでしたら、今のままでよいと思います。
でも、そうでないなら、資産配分を少し見直しをしたほうが良さそうです。
どういった配分に見直しをすればよいのか?
それは、日本と外国の債券を組み入れる、というものです。
債券は、株式に比べるとリターンが低いのですが、そのぶん、リスクを抑えることもできます。
つまり、債券を組み入れることで、リスクをコントロールすることができるわけです。
なので、リスクにどのくらい耐えられるのか?を基準に、配分を考えられるとよいですよ。^^
新しいお仕事に専念しながら、着実に資産形成していく方法は、こちらが参考になりますよ。