こんにちは。木村 久美です。
長期投資の基本の1つとして、「分散投資」があります。
それは、日本債券など、1つに投資を集中せずに、たとえば、日本株、海外債券などに分散させる、というものです。
分散させることで、たとえば、その中の1つが値下がりしたとしても、他の商品でリスクをカバーできるメリットがあります。
投資初心者です。
ベテラン投資家さんたちの分散投資の比率を見ると、外国債券に数パーセント、国内債券に30パーセント前後、他は外国株にかけてるかたが多いようです。
どのような考えで、このような割合にしてるのですか?
国内債券は、円高に備えるためですか?
よくわかりませんので教えてください。
円高の時は、ドル資産で円を運用すると、為替差益が得られます。
そのため、ドルを売り、円が買われて、国内債券の価格は上昇します。
結果、円高に備えるため、ということになります。
そして、債券の割合が少ない程、値動きが大きく、リスクが大きい運用になります。
リターンが大きいですが、大きなリスクも理解なさった上で、その比率ということでしょう。
ご自身で運用される場合は、初心者ということなので、債券と株式の割合を半々くらいでもよいと思います。
債券と株式は、逆の動きをするので、値動きが安定していってくれます。
まず、その比率で運用をしながら、ご自分のリスク許容度がどれくらいか判断しながら、比率を変えていってもよいと思いますよ。^^