こんにちは、木村久美です。お金を増やしながら、税金までおトクにできる個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)。
加入者数が毎月4万人ベースで増え続けています。
そんな大人気の個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ですが、加入年齢が60歳までと決められています。
すると「私だと加入年数が少ないのでは」とお感じになる50代の方もいらっしゃるようです。
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)を検討されている方から、このようなご質問をいただきました。
会社員です。
投資信託で積立をして、できるだけ老後に向けて増やしておきたいと考えています。
しかし今56歳です。イデコで積立できるのは、あと4年しかありません。
今からイデコに加入してメリットはあるのでしょうか?
結論から言うとメリットはちゃんとあります。^^
個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)で積立(拠出)することで、大きな節税メリットを得ることができます。
仮に、月2万円拠出する場合、最低でも3万6千円税金を安くすることができます。
つまり4年間で14万4千円も安くなるということです。
かなりおトクですよね。^^
それから投資信託で増やしていきたいということですね。
実は、投資信託には、収益が安定してくると言われる年数があります。
およそ10年です。
10年に満たない場合は元本割れする可能性が高くなります。
なので、投資信託を利用する場合は、66歳以降の受取りを検討されるとよいと思います。
ちなみに、イデコは、加入期間が4年の場合、受取開始は63歳からと定められています。
63歳からすぐに受け取りたい場合、イデコの運用期間は7年になるわけですよね。
その際は、投資信託ではなく、定期預金を選ばれるといいということになります。^^
話をまとめるとこのようになります。
・66歳以前に受け取りたい場合は、定期預金
・66歳以降に受け取りたい場合は、投資信託
いつ受取りたいのか?で考えると、イデコをじょうずに活用できるのではないでしょうか。
「投資信託は初心者なんです」という方もご安心ください。
ある4つの鉄則さえ理解できれば、どなたでも効率良く増やすことが可能ですよ。