こんにちは、木村久美です。老後の備えとして注目されているのが、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)です。
イデコは、主に3つの金融商品から選ぶことができます。
定期預金、個人年金保険、投資信託です。
金利が低くても元本保証がいい場合は、定期預金を選ぶことになります。
その定期預金について、37歳女性の方よりご質問をいただきました。
毎月1万円、イデコで積立てをしようと思っています。
イデコは、口座管理手数料がかかりますよね?
定期預金自体は元本保証でも、手数料が引かれるということは、結局はマイナスになるんじゃないですか?
おっしゃるように、イデコは口座管理手数料というものがかかります。
金融機関によって異なりますが、安いところだと、年間2千円ほどです。
たしかに、積立てるお金から2千円引かれたら、マイナスですよね。
しかし、イデコは、掛け金に応じて税金が戻ってくるという特徴があります。
では、いったい税金がどのくらい戻ってくるのか検証してみましょう。^^
たとえば、課税所得が400万円だとしますね。
すると、3万6千円も税金が安くなる計算になります。
口座管理手数料で2千円引かれたとしても、税金の戻り分で、3万4千円プラスと考えることができるわけです。
とってもお得ですよね。^^
また、貯蓄は、いつまでに、いくら必要なのかを押さえておくことがとても大切です。
イデコでお金が引き出せるようになるのは、60歳以降になります。
その時に、定期預金で目標額に届きそうであれば、問題ありません。
しかし、そうでない場合は、ほかの金融商品も検討することになります。
イデコは、主に3つの金融商品があるということでしたね。
・定期預金
・個人年金保険
・投資信託
この中でもっとも効率良く増やせるのは、投資信託です。
ただ、投資なのでリスクが怖い、と思われるかもしれません。
でも、ご安心くださいね。^^
ちゃんとリスクをコントロールできる方法があります。
これが分かれば、安心して投資信託を選択できるようになりますよ。