おはようございます、木村久美です。先週の日経新聞に、このような記事が書かれていました。
退職金などのまとまったお金で、米ドルなどの外貨建て保険を契約する人が増えている、と。
為替が円安になるタイミングで解約すれば、収益を期待することはできます。
一方、外貨建て保険には、見落としがちなリスクというものもあります。
新聞では、具体的な3つの商品名をあげ、そのリスクについてまとめられていました。
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO37573130Z01C18A1PPD000?type=my#IAAUAgAAMA
・明治安田生命保険「エブリバディプラス」
・三井住友海上プライマリー生命保険「しあわせ、ずっと」
・日本生命保険「ロングドリームGOLD2」
外貨建て保険の見落としがちなリスクは、大きく2つあります。
1つはコストです。
たとえば、商品によっては、初期費用がかかるものがあります。
明治安田生命保険「エブリバディプラス」だと、3.8%かかります。
1000万円で契約すると、いきなり38万円もの手数料が引かれることになるわけです。
このコストが高いのか、低いのか、分からない方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、効率良く貯める方法がわかってくると、このコストが高いということに気づきます。
そして2つめは、金利の影響というものです。
中途解約したときに、その時々の金利の影響を受ける場合があります。
たとえば、契約したときよりも金利が下がっていると、受取れるお金は増えます。
逆に、金利が上がっていると、受取れるお金が減るということです。
将来の金利がどう動くかは、誰にも予測することができません。
このようなリスクを理解した上で利用することが大切だ、ということになります。
それぞれの商品のリスクをもっと具体的に知りたいという方は、こちらで読むこともできますよ。^^
・明治安田生命保険「エブリバディプラス」
・三井住友海上プライマリー生命保険「しあわせ、ずっと」
・日本生命保険「ロングドリームGOLD」