こんばんは、木村久美です。お金を預けようと思ったら、普通預金に預ける方って多いと思います。
その普通預金に弱点があるってご存知ですか?
超低金利なので、全然増えないことはご存じではないかと思います。
そのほかの弱点として、大きく2つあります。
まず1つ目は、預けたお金が全額守られるわけではない、ということです。
ペイオフという言葉、なんとなく聞いたことはありませんか?
銀行が破たんした時に、1000万円とその利息までは保証しますよ、というものです。
逆にいうと、1000万円を超えたお金は戻ってこない可能性があるわけです。
そのため、普通預金にお金を預けるなら、1000万円以内にしておけばよい、ということになりますね。
もうひとつは、インフレに弱い、ということです。
インフレというのは、物価が上がることをいいます。
今、国は、物価を上げていこうとしています。
その目標は、毎年2%ずつの上昇です。
たとえば、3年後に、300万円の車を買うための目標を立てたとしましょう。
普通預金でコツコツ貯めていきます。
しかし、毎年2%ずつインフレが進むと、どうなると思いますか?
3年後には、車の価格は、318万円になっています。
せっかく3年かけて300万円貯めたのに、18万円足りません。
これだと車は買えませんよね。
つまり、インフレによってお金の価値が下がった、ということです。
普通預金にお金を預けるということは、元本保証なので、数字上は保護されています。
しかし、お金の価値までを保証してくれる、ということではないのです。
では、インフレに負けないよう、どう対策を打てばよいのか?